元寇 (军歌)

国難（こくなん）ここに見（み）る 弘安四年（こうあんよねん）夏（なつ）の頃（ころ）
なんぞ怖（おそ）れんわれに 鎌倉男児（かまくらだんじ）あり
正義武断（せいぎぶだん）の名（な） 一喝（いっかつ）して世（よ）に示（しめ）す
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傲慢無礼（ごうまんぶれい）もの 倶（とも）に天（てん）を戴（いただ）かず
いでや進（すす）みて忠義（ちゅうぎ）に 鍛（きた）えし我（わ）が腕（かいな）
ここぞ国（くに）のため 日本刀（にっぽんとう）を試（ため）し見（み）ん}-

ますら猛夫（たけお）の身（み） 仇（あだ）を討（う）ち帰（かえ）らずば
死（し）して護国（ごこく）の鬼（おに）と 誓（ちか）いし箱崎（はこざき）の
神（かみ）ぞ知（し）ろし召（め）す 大和魂（やまとだま）いさぎよし
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国（くに）に仇（あだ）をなす 十余万（じゅうよまん）の蒙古勢（もうこぜい）は
底（そこ）の藻屑（もくず）と消（き）えて 残（のこ）るは唯三人（ただみたり）
いつしか雲晴（くもは）れて 玄界灘（げんかいなだ）月清（つききよ）し
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